表現とスケール
大きさはそれだけで力がある。
幼い頃から
見かけでなく中身が大事と教えられてきたが、
見かけの大きさは、ただそれだけで力がある。
実際のサイズを知らずに作品だけを知っている場合、
そのスケールを勝手に思い描いたりする。
ジム・ダインもマーク・ロスコも
実物を見て思ったより大きいと感じ
イメージしていたよりも迫力があることを知らせされる。
一方、モナリザを見ると
その印象から想像されるスケールに対して「小さい」と思い、
ちょっとがっかりしたりする。
マイケル・ハイザーやウォルター・デ・マリアの表現は
その巨大さなしには成立しえないだろう。
プロモーションの世界でも
巨大なモックや巨大な屋外広告を打つのは
スケールの力を利用した表現の一つと言える。
ただの巨大化では勿体無い。
せっかくのコミュニケーション機会なのだから、
アースワークに最先端のインタラクティブアクションを加えたような
プロモーションの街頭表現を実現させたい。
※あおもり犬はフォルムに対して絶妙な大きさだと思う